理事、会員によるさまざまな研究会活動を行っております。
経営者ヒヤリング実践研究会
この研究会の取り組みテーマ
コンサルティングの第一歩は経営者へのヒヤリングにより短時間で適格に課題を探り当て、提言の方向性を定めて経営者の信頼を得ることにあります。ですが、企業内診断士はその機会を得ることがほとんどありません。また、独立して経営コンサルタントを目指そうにも、そのスキルを磨く場がありません。
この研究会は、プロコンサルタントを目指す方に向けて、代表理事の戸高、専務理事の小沼が中心となって、実際の中小企業経営者に対峙してヒヤリングを行い、限られた時間の中で相手企業の特性や課題をつかみ、提言の方向を決めるコンサルティングの実践そのものを経験できる研究会です。
開催は原則として毎月第4土曜日の14:00~17:00
場所は当会所在地である新都心ビジネス交流プラザ5階会議室(JR埼京線 北与野駅 徒歩1分)で行います。
具体的な参加募集・申込方法の告知は本サイトおよびFacebook、LINE、Twitterでご連絡いたします。
プロコン実践研究会「戸高塾」
この研究会の取り組みテーマ
中小企業診断士として独立・創業を考えている会員向けに、独立コンサルタントとしてやってゆく上でのスキル・ノウハウを当会代表理事の戸高がゼミ形式で開催する研究会です。
開催は原則として毎月第4土曜日の10:00~12:00
場所は当会所在地である新都心ビジネス交流プラザ5階会議室(JR埼京線 北与野駅 徒歩1分)で行います。
具体的な参加募集・申込方法の告知は本サイトおよびFacebook、LINE、Twitterでご連絡いたします。
組織・HRM研究会
この研究会の取り組みテーマ
人材が「人財」と呼ばれることが、今ではあたり前になりました。しかしながら多くの中小企業の最大の悩みは、今も「人財」すなわち人的資源に関する課題です。組織のあり方、従業員の能力開発と生産性の向上、評価のしくみづくりといった人財活用(Human Resource Managment:HRM)は中小企業の永遠のテーマと言ってさしつかえないでしょう。
この研究会では、組織・人事に関する課題を整理し、相互の関連性と企業の特性に合わせたHRMのあり方について研究を行っています。
事業承継・M&A研究会
この研究会の取り組みテーマ
平成が終わりをつげ、令和の時代になった今、中小企業の多くは事業承継の正念場を迎えています。事業承継を上手に円滑に行うことは我が国の経済にとっても重要な要件となっています。
この研究会では中小企業の事業承継について、親族内承継、親族外承継、M&Aに分け、株価算定や営業権の評価など、円滑な事業承継に向けた具体的なプロセスを研究しています。
経営改善・正常化プラン研究会
この研究会の取り組みテーマ
厳しい経営環境下において資金調達が困難となった中小企業は金融機関からの借入について条件変更(リスケ)等を行わざるを得ないことがあります。この状態から正常な経営状態へ復帰するための経営改善計画(事業計画・経営計画)のプランニングについて、の考え方や金融機関との交渉などの手法について研究を行っています。
営業・販促・マーケティング研究会
この研究会の取り組みテーマ
多くの中小企業は経営資源が限られています。そのため、マーケティング・ミックスのなかでも特に販売チャネルについて競争に勝てる戦略を立案することはなかなか困難です。既存の流通チャネルを使えば立ち上がりは早いものの、自社で価格を設定する自由は奪われます。その結果、薄利多売・価格競争に陥り、最後は中国や東南アジアなど、労働コストの低い生産拠点に取って代わられることになります。一方で、自社でゼロから販売チャネルを立ち上げることはリスクも初期コストも大きく、現実的ではありません。
この研究会では、高付加価値による価格戦略も含め、中小企業にとって優位性のある営業・販促・マーケティング戦略について研究を行います。
また、中小企業にとって販売促進は重要なファクターですが、世の中の加速するデジタル化の中で、これまでの販促ツールの有効性が急速に薄れつつあります。デジタル化時代を捉えた新たな考え方で、販促プロモーションのあり方について研究を行います。
IT導入・業務システム化研究会
この研究会の取り組みテーマ
中小企業、とりわけ製造業にとって、最近の多品種少量生産体制における製造原価管理や生産効率の向上、更には営業展開に役立つIT導入は競争優位の観点からとても重要なテーマとなっています。この研究会では業務プロセスフローの診断から新たなIT導入、管理システムの構築について研究を行っています。
特に中小企業のシステム化については内製することができないため、外注したITベンダに振り回されるケースが多々あります。要件を正確に定め、成果物たるシステムの検収条件を適切にITベンダと折衝するために必要な要素について、研究を行っています。
経営診断・事業計画研究会
この研究会の取り組みテーマ
中小企業の経営の健全性、すなわち健康状態を診断する際、現状では財務諸表診断を除いて標準化の取り組みもなく、個々の経験則に頼った診断が主となっています。その結果、診断の粒度や診断結果のレベルがまちまちで、その成果物のクオリティが高くならない問題を抱えています。
この研究会では、「中小企業ドック」として、経営診断のレベルアップを図るともに、「攻め」の中長期経営計画作成手法の確立と会内での標準化・実践ノウハウの展開について研究を行っています。